佐藤 まずは、御社を立ち上げられるまでの経緯からお聞かせ下さい。
淵脇 私は学業修了後、大手不動産広告会社に就職し、その後は大手フランチャイズ不動産会社に転職してトータルで7年間、不動産に関する経験を積みました。その中で、もっと地元に根付いた少人数体制の不動産業を実現したいと思うようになり、昨年12月に『兵庫ハウジングサービス』を立ち上げました。営業部の金岡君は偶然同い年で、同じ不動産業界で働いていたのです。現場などで顔を合わせることも多々あり、その人当たりの良さと業界知識の豊富さを是非当社の業務に活かしてほしいと、独立する際に声をかけたのですよ。
佐藤 声をかけられたときは、どのような心境でしたか。
金岡 社長の仕事ぶりは一営業マンとして尊敬していましたので、「この人と一緒に仕事をしたい」と思い、行動を共にすることを決意しました。
佐藤 不動産といっても色々あると思いますが、御社の業務内容を教えて下さい。
淵脇 ハウスメーカーさんを訪れるお客様向けの土地の仲介がメインです。「家を建てたい」という気持ちはあっても土地が見つからないと悩んでおられるお客様は多いですから、当社がハウスメーカーさんの展示場などにお邪魔して、土地探しのお手伝いをさせて頂いています。
佐藤 このお仕事に一番必要なものは何だとお考えですか。
淵脇 人と人、会社と会社とのつながりですね。つながりがなければ、商品もお客様も得られず、この仕事は成り立ちません。ですから地域の地主さんの集まりなどには積極的に参加して様々な情報を得ると共に、これまでの経験を活かしてハウスメーカーさんとの連携を強化し、よりお客様のお役に立てるよう尽力しているのですよ。
佐藤 お二人はお若くてもしっかりしておられますので、幅広い人脈が築けそうですね! まだスタートして間もないですが、手応えはいかがでしょう。
淵脇 お陰様でとても忙しくさせて頂いています。良い土地をご紹介して、お客様から感謝の言葉を戴いたときには本当に嬉しく、信頼されていることを実感すると共に、もっとお役に立ちたいと思いますね。
佐藤 では、今後の展望を。
金岡 サラリーマン時代と違い、やればやるほど結果が明確に表れるのでやり甲斐を感じています。それと同時に大きな責任もありますので、気を引き締めて業務に当たっていきたいと思います。
淵脇 さらに知識と経験を重ね、「不動産のエキスパート」としてお客様に適切なアドバイスを行えるよう務めると共に、地域の活性化にも貢献していきたいと思います。 |