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異業種ネット - e-gyousyu.net -   現代画報について:日本の企業の約90%を占め、日本経済を支えている中小企業。生産、販売、サービス、医療、そして情報提供とその内容は違っても、企業運営にかける経営者の胸には、ひとつの共通した思いがあります。「地域と共に成長し、 地域と共に生きる」──現代画報では、その思いを基盤として激流の現代に力強く自らの道を切り開いていく経営者たちにスポットを当て、「地域を育む人と企業」をはじめとした「時代と人をつなぐスペシャリスト」「地域医療に貢献するDr.訪問」「職人魂〜地域で活躍する職人たち」「魂のふるさと〜社寺めぐり〜」「美食探訪 一度行きたいお薦めの逸店」などの独自の対談取材(特別取材企画)を通して地域と共存共栄する企業の在り方を探っていきます。
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  ゲスト 具志堅 用高「藤川社長の経営手腕には驚かされました」 local community & human company
「ありがとう」の気持ちが“ワンランク上のキレイ”を生み出す
株式会社 群馬中央ドライ
代表取締役 藤川 清幸
− 略歴 −

「清潔・安心・高品質」をモットーに、ワンランク上のキレイを提供するクリーニングチェーン店『ロイヤルチェーン』。約70店舗を管理する『群馬中央ドライ』の藤川清幸氏は、社長就任からの20年を振り返り「ありがとう経営」に取り組んでいるという。元世界Jrフライ級チャンピオンの具志堅用高氏が社長にお話を伺った。

− 対談 −

具志堅 はじめに藤川社長のこれまでの歩みをお聞かせください。

藤川 父がクリーニング業を手掛けており、私も手伝いをしているうちに自然と家業に入っていきました。とはいえ、入社当初はそこまで深く業務について考えていたわけではなかったんです。しかし業務に携わるうちに、「真のお客様満足」を追求するようになりましてね。気がついたことがあればその都度、改善してきました。それらが功を奏し、現在では『ロイヤルチェーン』として群馬を中心に埼玉、東京を含め約70店舗を展開するに至っています。

具志堅 それはすごい飛躍ですね!

藤川 チェーン展開については、父が1970年ごろに着手しましたから、基盤はすでにできあがっていたのですよ。

具志堅 そのころからチェーン展開に乗り出されるとは、お父様は先見の明をお持ちだったのですね。しかし、店舗数をそれだけ伸ばされたのは社長の手腕があってこそだと思います。何が成功の要因だとお考えですか。

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藤川 クリーニング業は「お客様の衣類を美しくする」ことが大前提。その上で、「スピード」という付加価値を意識しました。当社の店舗は、朝お預かりして夕方には仕上げてお返しすることを徹底しているんですよ。さらに、染み抜きなど、業界で行われているサービスは全て取り入れています。使用する機器も高性能な新機種が出ればすぐに購入。効率・品質の向上のためならば、投資は惜しみません。

具志堅 ことさらに顧客満足度を高めておられるのですね。

藤川 サービス業は、お客様を喜ばせることに貪欲でなくてはなりません。実は、当社では美容室も経営していましてね。当初は私の身内が美容室を経営したいということで、軽い気持ちで出店に協力したのです。しかし同じ接客業ということもあり、クリーニング業との相乗効果で美容室も5店舗まで増えました。直接お客様に触れ、美しさを提供するという美容業務からは学ぶことが多いですね。スタッフも若手が集い、社内の活性化を図ることもできました。

具志堅 互いに影響を与え合うことで成長されているのですね。しかし、それだけ店舗が多いと各店の状況を把握するのは大変でしょう。

藤川 美容室経営は各スタッフがきちんと報告をしてくれますので、それに対してのアドバイスを行うなどサポートにまわっています。クリーニング店については、できる限り自ら店舗訪問を行うようにしているんですよ。店の様子やお客様、スタッフの表情などから店の状況を分析することで、顧客満足度の向上につなげています。

具志堅 多くの店舗を見回るのは大変でしょうが、社長のその行動力が御社を成長させてきたのでしょうね。

藤川 化粧室がある店舗に行った時は、まず化粧室の掃除からはじめるんです。良い店は目立たない場所ほどきれいなもの。お客様が使用する場であるのなら、なおのこと美しさを保たなければ。社長自ら実践することで、皆に“徹底する姿勢”を伝えています。

具志堅 言葉ではなく行動で示す──その方が説得力がありますよね。

藤川 無論、言葉も大切です。私は2008年で、代表取締役に就任して20年を迎えるのですが、これまでを振り返って「ありがとう経営」という取り組みを始めました。これは、スタッフが周囲の人々に「ありがとう」と言ったり、言われたりということを意識してやってもらおうという運動なのです。「ありがとう」と声に出すことで、感謝の念が生まれてきます。「ありがとう」の言葉を通してサービスの原点を見つめ直してほしいですね。

具志堅 「ありがとう」は、本当に人を気持ちよくさせる言葉ですよね。しかしすでに70店舗を展開しておられ、サービスの形は完成されているのでは?

藤川 クリーニング、美容などのサービス業に“完成”“完璧”はあり得ません。なぜなら、こちらが120パーセントのサービスができたと思っても、お客様は80パーセントほどしか満足されていないかもしれないからです。「常に向上を目指す」との気持ちで、お客様の満足を追求しています。

具志堅 その姿勢が、『群馬中央ドライ』さんの発展を支えてきたのですね。今後の活動については、いかがお考えですか。

藤川 会社の規模を広げるのではなく、スタッフ一人ひとりが「ありがとう経営」を実践してほしいと考えています。お客様や同僚はもちろん、家族にも「ありがとう」と言える人間関係をつくってほしい──。良好な人間関係の中で楽しく仕事をして、様々なことを学んでもらいたいと思います。皆が業務に励める環境を用意することが、社長である私の仕事。一人ひとりが向上心を持って自らの業務に励めば、自ずと結果は表れるものです。今後もお客様の様々な「美しさ」「便利さ」を追求するため、スタッフ一丸となって頑張って参ります。

具志堅 今後の展開に期待しています。

お客様満足No1をめざします!

▼『ロイヤルチェーン』は前橋・高崎を中心に約70店舗を営業し「ワンランク上のキレイ」をお届けしています。環境保護への小さな取り組み「エコマイバッグ会員」(特典付)も好評です。当社では、自然と人間が共存する快適な環境づくりに力を入れ、地球環境保護、資源を無駄なく活かすよう心がけています。

▼永くおつきあい頂くために『ロイヤルチェーン』は手を抜きません。白い衣類がくすんだり、汚れが落ちずに困った事がありませんか。高品質の『ロイヤルチェーン』は素材別、色別に「プロ」の目で選別し、お客様の大切な衣類を愛情を込めて洗います。適正な料金と適正な納期、いつもお客様の立場にたっております。

対談を終えて
「お父様がチェーン展開の基盤を築かれたとはいえ、現在で約70店舗のクリーニング店と、10店舗のコインランドリー、そして美容室は5店舗を構えておられるとか。他にもハウスクリーニング業や飲食店なども手掛けておられ、藤川社長の経営手腕には驚かされました。そんな社長が20年を振り返り“ありがとう経営”を行われている。初心に返り、さらに成長を志されている社長の精神が表れていると思いますね」(具志堅 用高さん・談)
− 会社概要 −
名 称
株式会社 群馬中央ドライ
住 所
【本社】
群馬県前橋市元総社町947-2
TEL 027-253-3790 FAX 027-253-5052
【GCDグループ本部】
群馬県前橋市元総社町948-8
代表者名
代表取締役 藤川 清幸
事業内容
●クリーニング
【本社工場】前橋市元総社町947-2
【上泉工場】前橋市上泉町3191
【高崎工場】高崎市福島町703-3
【深谷工場】深谷市常盤町56-42
【王子支店】東京都北区王子5-15-5
●ハウスクリーニング
919-do〈クイック・ドゥ〉
●美容室
2.23 大友店
2.23 高崎店
Deux Deux Trois 小鳥店
Vio ヴィオ
Assist(群馬町店)
●イートandドリンク
やっこ凧(高崎)
やっこ凧(伊勢崎)
掲載誌
現代画報 2008年6月号

本記事の内容は、月刊経営情報誌『現代画報』の取材に基づいています。本記事及び掲載企業に関する紹介記事の著作権は国際通信社グループに帰属し、記事、画像等の無断転載を固くお断りします。

local community & human company 代表取締役 藤川 清幸「“ありがとう”と周囲に感謝することで自らを振り返り何かを学んで欲しい」  
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