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対談
会社概要
現代画報について:日本の企業の約90%を占め、日本経済を支えている中小企業。生産、販売、サービス、医療、そして情報提供とその内容は違っても、企業運営にかける経営者の胸には、ひとつの共通した思いがあります。「地域と共に成長し、 地域と共に生きる」──現代画報では、その思いを基盤として激流の現代に力強く自らの道を切り開いていく経営者たちにスポットを当て、「地域を育む人と企業」をはじめとした「時代と人をつなぐスペシャリスト」「地域医療に貢献するDr.訪問」「職人魂〜地域で活躍する職人たち」「魂のふるさと〜社寺めぐり〜」「美食探訪 一度行きたいお薦めの逸店」などの独自の対談取材(特別取材企画)を通して地域と共存共栄する企業の在り方を探っていきます。
 
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代表取締役 山本 政明 常務取締役 山本 貢士 ゲスト 石橋 正次「ご家族で力を合わせ、これからも頑張ってください」
local community & human company
古くて新しい住空間を創造 古民家再生なら『山本建設』

建築・リフォーム・土木工事一式
兵庫県知事許可(般-18)752197号

株式会社 山本建設

代表取締役 山本 政明
常務取締役 山本 貢士

− 略歴 −

「何でも気軽に相談いただける 頼りになる存在でありたい」

■住まいのベストサポーターとして……

建築・リフォーム・土木工事一式を手掛ける、地域密着型の建設業者『山本建設』。同社では家の引き渡し後も、顧客と密な付き合いを続ける。山本社長以下全スタッフがこの上ないアフターフォローに力を入れているのだ。「どんな些細なことでも構いません。家のことで困ったことがあればお客様には気軽に声を掛けてもらいたい」と語る山本社長。“責任を持つこと”を自身の使命に、暮らしに灯をともし続ける。

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【代表取締役 山本 政明氏の足跡】
兵庫県丹波市氷上町出身。学業修了後、建築業界へ。以来約35年にわたり、建築の道一筋に歩んでいる。2006年7月1日には、ご子息の貢士氏と共に『山本建設』を設立。

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2006年7月1日に設立された『山本建設』では、建築・リフォーム・土木工事一式を行っている。「古民家再生」に力を入れていることが同社の特徴だ。また山本政明社長は「お客様を大切にすること」を常に心掛けているとか。同社に俳優の石橋正次さんが訪れ、山本社長とご子息の山本貢士常務にお話を伺った。

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− 対談 −

石橋 早速ですが、まずは『山本建設』さんの業務内容をお聞かせください。

山本 当社では建築・リフォーム・土木工事一式を手掛けています。中でも、「古民家再生」には力を入れているんです。暮らしの心地よさが活きる古民家の最大の特徴は「力強いこと」。高い強度を誇っているため、長きにわたって住まうことができます。当社では古民家を単に再生するだけでなく、新しいものも採り入れながら住空間を創造しているんです。

石橋 山本社長は、ずっと建築に携わっておられるのですか。

山本 ここ兵庫県丹波市氷上町で生まれ育ち、学業修了後から今日まで─およそ35年間ずっとこの業界で働いています。長年会社勤めをして経験を積み、2006年7月に当社を設立して独立しました。独立することはかねてからの夢だったんです。

石橋 夢を叶えられたわけですね。ご子息である常務もこの道一筋に歩んでおられるのですか。

【現代画報】取材記事写真

山本(貢) ええ。学業を終えてすぐに父と同じ道に進みました。子どものころから父の手伝いをよくしていたんです。ただ社会人になるにあたって、私はこの業界に入るか、以前から好きだった車の業界に入るか迷いました。車関係の学校にも通っていたんです。でも「自分には建築の仕事のほうが合っている」との結論に達し、この世界に入りました。まず父の勤務先に私も入社させてもらい、6〜7年働いたんです。それから父と一緒に当社を立ち上げました。ちなみに妻とは、お世話になった勤務先で知り合ったんです。

山本 息子は車関係の仕事に就くのだろうと私は思っていました。息子が「お父さんと同じ仕事がしたい」と言った時はうれしかったですね(笑)。

石橋 なるほど。会社を設立後はいかがでしょう?

山本 経営者としてのプレッシャーは大きいですし、色々と苦労もあります。でもお陰様でお客様には恵まれているんです。当社は人の紹介によって仕事をいただくことが多いんですよ。

石橋 人から人へと『山本建設』さんの評判が広がっているのですね。

山本 ありがたいことです。ただし、良い評判が広まっているということは、この先悪い評判が広まる可能性もあるということ。少しでもいい加減な仕事をすれば、悪い評判がすぐに地域に広まると私は覚悟しています。だからこそ、人のつながりを大切に、確かな仕事だけを手掛けています。

石橋 お仕事の上で、普段から心掛けておられることを教えてください。

山本 とにかくお客様を大切にすることです。「お客様あっての当社」ですから。お客様はたくさんある建設業者の中からわざわざ当社を選んでくださったわけです。本当にありがたいと思います。

山本(貢) 私はお客様のご要望をしっかりお聞きするよう心掛けています。ご要望通りの家をつくるためなら、あらゆる努力を惜しみません。

石橋 ではお仕事をしていて、やり甲斐を感じるのはどんな時ですか。

山本(貢) やはりお客様に喜んでいただいた時です。お客様に満足していただけると、「この仕事をしていて良かった」と感じます。

山本 お客様の笑顔や「ありがとう」という言葉は、我々にとって何よりもうれしい報酬です。家は“一生に一度の買い物”とよく言うでしょう? その分、お客様の期待も大きいんです。お客様の期待以上の仕事を実現させるために、努力を重ねています。

石橋 最後に、今後の展望をお聞かせください。

山本 これからも一人ひとりのお客様を大切にしたいです。また、今まで以上に古民家再生に力を注ぎたいと思っています。その風合いと温かみで人々に癒しを与える古民家。「古民家再生なら『山本建設』」と地域で認識してもらうことが目標です!

石橋 本日はありがとうございました。

【現代画報】取材記事写真
▲(写真後列右から)奥様の桂子さん、お孫さんの瑛士さん、山本常務の奥様・寛子さんも一緒に
「お客様に喜んでもらう」という共通の目的に向かって

▼現在、山本社長は57歳、ご子息である常務は29歳。「世代が違うこともあり、息子とは意見が衝突することが少なくないんです(笑)」と山本社長は話す。ただ、「お客様に喜んでもらう建物をつくる」という目的は同じだ。二人が建築について真剣に取り組んでいるからこそ、意見の衝突も生じるのである。

▼また、率直な意見を遠慮なくぶつけられるのは、相手を信用しているからだろう。「『引き出し』が多いのが父のすごいところ」と常務は語り、「息子の若い感性は当社に欠かせません」と社長は語る。同じ目的に向かい、これからも情熱をぶつけていく。

【現代画報】取材記事写真
対談を終えて
「山本社長の奥様は『山本建設』さんで事務の仕事をされているとか。『山本建設』さんはご家族が支え合って運営しておられる会社です。対談を通じ、『温かい雰囲気の会社だな』と感じました。ご家族で力を合わせ、これからも頑張っていただきたいです。また社長の奥様曰く『息子は年配のお客様とも信頼関係を築いている。息子の成長を見るのが楽しみです』とのこと。常務はまだ29歳。この先さらに成長されることでしょう。常務の成長、そして『山本建設』さんのご発展をお祈りしています」(石橋 正次さん・談)
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− 会社概要 −
名 称
株式会社 山本建設
住 所
兵庫県丹波市氷上町大崎398
代表者名
代表取締役 山本 政明
電話番号
TEL 0795-82-6291 FAX 0795-82-6195
E-mail
info@life-yamamoto.com
U R L
http://www.life-yamamoto.com
掲載誌
現代画報 2008年5月号
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