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  ゲスト 三ツ木 清隆「プロフェッショナルな職人の姿に感銘を受けました」 local community & human company
チームワークと創意工夫で岐阜県一を目指す
光機工
代表 堤 昌一
− 略歴 −

【足跡】 岐阜県出身。学業修了後は陸上自衛隊に入隊し、訓練を受ける。除隊後、鉄加工の仕事に就き約10年にわたって経験を積むが、その中で重量物搬送の仕事と出会い、転身を決意。5年ほど前に独立を果たし『光機工』を立ち上げた。

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『光機工』は、工場・工事現場における産業機械・電気空調機械等の重量物の搬入・据え付けを行っている「重量屋」。専門的な技術と知識を駆使して、あっという間に作業を完遂させてしまう様はまさにプロフェッショナルだ。危険と隣り合わせの現場で日々汗を流している堤代表に、俳優の三ツ木清隆氏がお話を伺った。

− 対談 −

三ツ木 まずは代表の歩みからお伺いしたいと思います。社会人としての第一歩はどのようなお仕事に就かれたのですか。

堤 学校を卒業した後は、陸上自衛隊に入隊しました。そちらで心身ともに鍛えられ、除隊後は自分に合った職業を探して様々な経験を積み、21歳のときに鉄加工の仕事に就いたのです。そちらには9年ほど勤めていたのですが、現場で産業機械などの重量物を搬入する職人の姿を見ているうちに、どんどん興味を持ってしまいまして。それで思い切って、この業界に飛び込んだのです。

三ツ木 どのような点が、代表の心をとらえたのでしょう。

堤 重量物を扱う職人は誰よりも早く現場に来るのですが、搬入や据え付けが終わるとさっさと帰ってしまうのです。だから最初は「なんでだろう?」という疑問から注目するようになっていったのですよ。

三ツ木 朝から晩まで現場に拘束される職人さんが多い中で、その存在は目立つでしょうね。

堤 ええ。一番最初に現場に入るのは、その機器がなければ作業ができないから。つまり、現場を動かす第一条件を整える役割を担っているわけですから、失敗や遅れなどがあると全体の工程に影響を及ぼします。その責任は重大ですし、丁寧かつ手早く行わなければならないのです。

三ツ木 短時間に勝負をかけなければならないお仕事だということですね。実際の作業は、クレーンなどで吊して動かしていくのですか。

【報道ニッポン】取材記事写真

堤 もちろんクレーンを使用することもありますが、全てを単に「吊り上げて移動させる」わけではありません。私がよく説明をする際に例えているのが、エジプトのピラミッド。大きさは皆さんご想像頂けると思いますが、何十トンもするような巨大な石があんなにも整然と積み上げられているでしょう。もちろん建設された当時は、クレーンや便利な道具などはなかったはずです。なのに、なぜ?──そこには梃子の原理をはじめとする様々な知恵と工夫が詰まっているのです。我々の仕事も同様で、考え方によってはいくらでも工夫ができます。一目見ただけでは入らないだろうと思われる現場でも、技と頭をフル活用すれば解決策が見えてきたりするのですよ。

三ツ木 なるほど! 現場や機械の種類など諸条件は毎回変わるでしょうから、常に頭脳を働かせなければならないのですね。

堤 ええ。それがこの仕事の醍醐味でもあります。面白いことに、同じ現場であっても職人によって方法は異なります。経験やノウハウはもちろん、センスも問われますから日々研鑽が必要なのです。

三ツ木 ぴたっと全てがうまくいったときは、快感でしょう!

堤 そうですね。機械の据え付けまで終わり、全てを点検してOKが出せた瞬間は何とも言えない達成感があります。

三ツ木 同業者は多いのでしょうか。

堤 岐阜県内では私どもと同じ規模の業者はおらず、東京や大阪などから来て作業をされることが多いようです。しかし地元の人間として負けたくはありませんから、地道に頑張りながら広く知られるようになりたいと思っています。また、仕事自体も非常に特殊ですから、業界の底上げのためにも実績を築いていきたいですね。

三ツ木 経営者としては、どのような点にやり甲斐を感じておられますか。

堤 スタッフが成長していく姿を見るときですね。この仕事はチームワークが最も重要で、息が合っていなければ危険性が高まります。私は大それた教育などはできませんが、スタッフの輪を保つようには心がけていますね。

三ツ木 具体的にはどのように?

堤 まずは私があまり口うるさく指導しないこと(笑)。人にはそれぞれ個性がありますから、私の色に染めてしまうのはよくないと思うのです。先ほども言いました通り、この仕事は感性やひらめきも大切ですから、現場をほとんど任せることで各自が責任を持って取り組んでくれています。
 後は、できるだけ色々な話をする機会を作って皆で意見を交わすことですね。対話の中でお互いの考え方が分かってきますし、普段の何気ない会話の中でも、顔色などを見るとその日の調子が良いかどうかも窺えるのですよ。

三ツ木 スタッフの方々をとても大切に思っていらっしゃるのですね。

堤 私は規模を大きくする前に、一人ひとりのスキルを伸ばして中身を充実させていきたいと考えているのです。スタッフ全員がゼネラリストになれば、これ以上強固な集団はないでしょう。そして組織が発展すれば、スタッフたちの幸せにもつながるはず。そのためにも私が持っている知識や技術は、余すところなく彼らに伝えていきたいですね。

三ツ木 では最後に、将来の夢をお聞かせ下さい。

堤 岐阜で重量物の取り扱いといえば、真っ先に『光機工』と名が挙がるようになるのが夢です。これからも全ての現場で完璧な仕事を全うして、その夢を実現してみせますよ!

三ツ木 私も応援しています。

重量屋としてのプライドをかけて

▼『光機工』のように重量物の搬入や据え付けを専門的に行う業者のことを、業界では「重量屋」と呼ぶ。現場に誰よりも早く入り、「こんなところに、あんな大きなものが入るの?」と思えるような機器でも難なく搬入してしまう。その手際の良さに、見ている者は思わず感嘆の声をもらしてしまうのだとか。

▼一口に重量物と言ってもその種類は多種多様におよび、搬入先の条件も毎回異なるもの。そのため重量屋にはその都度、臨機応変に対応できる懐の深さと機敏な判断力が必要とされる。さらに、産業機械などの大型機器は想像以上の重量があるため、一歩間違えれば大きな事故にもつながりかねないので慎重な作業が求められるのだ。だが、堤代表は「短い時間に一気に勝負をかけるところに魅力がある」と語る。もし重量屋の作業が長引けば、その現場はいつまで経っても稼働できず、全体的な工程を遅らせてしまうだろう。限られた時間内で、そしてケースバイケースの条件下において、常に完璧な仕事を全うするのが重要屋の使命なのだ。そしてそれを完遂したとき、彼らにしか分からない大きな達成感を味わうことができるのだという。

▼トラック1台からスタートした『光機工』も、今や充実した設備と精鋭の揃う組織として発展を遂げた。その飛躍的な成長こそが、いかに優れた重量屋であるかを物語っていると言えるだろう。今後の更なる進化にも期待したい。

対談を終えて
「堤代表のお話からは、本当にこのお仕事に誇りを持っていらっしゃるのが伝わってきました。重量物の搬入・据え付けというお仕事は一般的にはあまり知られていませんし、私も対談前まで具体的なイメージが湧かなかったのですが、代表が丁寧に説明して下さったのでとても良く理解できました。素人の私でさえ「限られた条件下で勝負する!」という世界には惹かれるものがありますし、世の中には本当に素晴らしいお仕事があるのですね! もっと多くの方に重量屋さんの魅力を知ってもらうためにも『光機工』さんには頑張ってほしいと思います。」(三ツ木 清隆さん・談)
− 会社概要 −
名 称
光機工
住 所
【本社事務所】 岐阜県瑞穂市馬場春雨町1-44-1
【現場事務所】 岐阜県瑞穂市只越345
代表者名
代表 堤 昌一
電話番号
TEL/FAX 058-329-4515(代)
掲載誌
報道ニッポン 2008年3月号

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local community & human company 代表 堤 昌一「岐阜県一の重量屋になってみせます」  
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