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渡辺 独立の動機を教えて下さい。
児玉 以前勤めていた会社で、コンピュータのテクニカルサポートに携わっていたのですが、個人的にも少々仕事を請け負っていました。その時のお客様から、法人化してはどうかとのお話をいただいたのです。特に独立心があったわけではありませんが、法人化すれば大きな仕事も受注できるかもしれないと考え、職場の同僚たちと共に、「eLink4IT」を立ち上げました。そして、周囲に持ち上げられる形で、社長になったのです(笑)。
渡辺 滑り出しは、いかがでしたか。
児玉 充分な蓄えがなかったため、資金繰りが大変でした。それでも1期目はそれなりに順調で、2期目には売上げが200%も伸ばせたのです。しかし3期目に増員と事業規模の拡大をしたものの苦戦を強いられる結果となり、今はようやく立て直せたといったところでしょうか。ただ、3期目の失敗で学び、得たものは少なくありませんでした。また、苦境の中、多くの方から励ましをいただきましたし、スタッフも大いに奮起してくれましてね。周囲の励ましとスタッフの頑張りがあれば、この先どんな困難でも打ち破れるとの確信を得ました。
渡辺 業務内容をお聞かせください。
児玉 私共は大手ITソリューション企業から請け負う形で、コンピュータや周辺機器の導入・設置、コンピュータシステムの保守・保全、ネットワークの構築、ウェブデザインなど、コンピュータに関するあらゆる業務を手掛けています。とりわけ機器の導入時などに、メーカー様や販売店様のスタッフとしてヒューマンリソースを提供する場合には、独自のシステムとマネージメントを採用しておりましてね。オリジナルのCTIシステムにて配員から当日の出発・到着・開始・終了に至るまで自動監視しております。このシステムを用いることにより、クライアント様側でスタッフの状況を瞬時に把握することが可能になりますから、インシデントの発生を極限まで抑えることができるのですよ。またハードウェアの障害においては、メーカー保証が適用できない、障害回復後のソフトウェアの修復や、その際に発生する諸問題の解決も速やかに行える態勢を整えています。こうしたサービスは九州全域はもちろん、パートナー企業との連携によりほぼ全国的に対応できるんですよ。
渡辺 業務の上で、特に留意されていることはありますか。
児玉 ヒューマンリソースの提供にあたっては、単にお客様のもとに人材を派遣するのではなく、必要とされる、満足される業務を確実に実行できる人材を配置するようにしています。また小規模の会社だからこそ可能であるきめ細やかな対応、フットワークを用い、お客様とのコミュニケーションを密にして、同業者との差別化を図っているんですよ。
渡辺 ぜひ頑張ってください。

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