倉田 早速ですが、山下さんが行政書士を志された経緯からお聞かせ下さい。
山下 高校時代からさまざまなアルバイトを経験し、卒業後は測量設計事務所に就職しました。製図について学び、製図を専門に扱う子会社を設立する際、そちらの役員を務めさせていただいたのです。その後学習塾に移り、塾長を務めるなど貴重な経験を積みました。そして、人のため、社会のためになる仕事がしたいという想いが強まり、行政書士の道を志したのですよ。2006年にこちら「行政書士 山下総合法務コンサルタント」を開業しました。
倉田 スタートされていかがですか。
山下 私がこれまで出会った多くの方に感謝の気持ちでいっぱいです。周囲の方々が支えて下さるからこそ、今の私があるのです。また、試験に挑戦する私を支え続けてくれた家内の存在はとても大きく、家族の温かさを実感しています。
倉田 行政書士というお仕事柄、多くの人と出会い、さまざまなお話を聞く機会が多いことでしょうね。
山下 はい、仰るとおりです。行政書士という仕事は、クライアントのご相談やお悩みを解決すべく活動する職業ですから、特にコミュニケーションが必要となりますね。私はもともと人と交流することが好きで、いろんな人と出会えることはとても嬉しいですし、専門知識を活かして多くの人の役に立てますから、誇りとやり甲斐を感じています。特に、ここ芦屋町は法律の専門家がほとんどいらっしゃいません。ですので、“身近なまちの法律家”である行政書士として、地域に貢献したいと考えています。
倉田 それは地域の方にとっても心強いですね。大きな期待が寄せられていることでしょう。
山下 地域の皆さんのご期待に添えるよう、私も懸命に頑張りたいと思います。良き相談相手であるために、地域との交流や、自己研鑽は不可欠ですね。さまざまなご要望にお応えできるよう、幅広く対応できる行政書士でありたいと思います。理想とするのは、一度きりではなく、一生のお付き合いができるような関係を築くことです。行政書士と言うよりはむしろ“ライフコンサルタント”という感じでしょうか。地域の方々の快適で心豊かな生活を支える、身近な存在でありたいですね。
倉田 本日はありがとうございました。
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