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村野 平成19年の1月に開院されたばかりだそうで、おめでとうございます。まずは、筒井院長のこれまでの歩みからお聞かせ下さい。
筒井院長 生まれは大阪です。両親とも歯科医師でして、堺市で開業しています。周りは皆歯科医師という環境に育ち、私自身も子どもの頃から歯科医療に興味を持っていました。学生時代に、「海外の高度な歯科医療、その中でもまだ日本で普及していないインプラントについて学びたい」という気持ちが強まりまして。平成14年に渡米し、歯科医療技術、特にインプラントで最先端をいくニューヨークで学び始めました。平成15年から平成17年まではニューヨーク大学歯学部インプラント科に籍を置き、卒業後平成18年まで同大学でアシスタントフェローを務めました。同年、ハーバード大学でインプラントコースを、ペンシルバニア大学でマイクロサージェリーコースを修了。そしてこの度、「筒井歯科大阪北浜インプラントセンター」を開院したのです。
村野 しっかりと、知識と海外での治療経験を積まれて、開業に踏み切られたのですね。恩地先生はどのような経歴をお持ちなのでしょうか。
恩地副院長 私の方は、海外駐在員として世界を飛び回る父を見て育ち、キャリアウーマンになるのが夢で、もともとは経済学を専攻していたのですが、進路変更、歯科医師となりました。その後、グローバルに活躍できる女性歯科医師を目指し、渡米してコロンビア大学歯学部で学びました。平成18年に歯内療法科とインプラントコースを修了。現在は、歯の「神経治療」および「インプラント治療」を専門としています。
村野 なるほど。お二人ともアメリカでキャリアを積まれていますが、歯科医療における日本とアメリカとの差は大きいのですか。
筒井院長 はい。その差は「20年以上」もあるとアメリカ人歯科医師の間で言われています。またインプラント技術や知識の低さも強く指摘されています。アメリカ在住中一日本人歯科医師として非常に悔しい思いをしました。私自身、最初はアメリカでインプラント専門医院を開くという志を持ってアメリカに渡りました。そして世界の著名人が来院するマンハッタンのクリニックを手伝ったり、何十種類ものインプラントを一度に使いこなすという最先端治療現場でインターン生を指導する立場にも立つようになり、「世界から取り残されてしまった日本の歯科医療のために貢献してゆきたい」と強く思うようになりました。日本で自分のオフィスを開院すれば、アメリカと同レベルの、またそれ以上のインプラント治療は可能ですし、世界の最前線をいくドクターとのやり取りも今では簡単に出来ます。また日本発で最先端のインプラント技術を世界に発信することもできるだろうと思ったのです。そう思い始め故郷である大阪に良い場所を見つけ、インプラントセンター開設に踏み切りました。
村野 開院にあたってはどのような方針をお持ちですか。
筒井院長 これまでに学び、今現在も学んでいる世界最先端の技術や知識を、すべて活かすということでした。そういったソフト面はもちろん、ハード面でも器材を欧米から取り寄せました。アメリカで実際に私が使っていたものをそのまま採用するなど、設備には細部にわたって徹底的にこだわったのです。また、サービス面も欧米の基準で完備。治療室は完全個室でプライバシーを厳守していますし、治療の進め方も、アメリカで行われるような質の高いインフォームドコンセントをしっかり行い、患者様にご納得いただいた上でスタートします。当院のシステムは、関西のみならず日本ではかなり進んでいると自負しています。
村野 具体的にはどのような手順でインフォームドコンセントを?
筒井院長 各治療室にはモニターを設置しており、現在の患者様のX線写真、CT、各種検査結果を映し出します。それらを見ながら治療前に現状の説明と今後の治療方針をご説明するのです。そして患者様が心から納得されて初めて治療に入るのです。
村野 それは安心ですね。ところで、こちらでは最先端の医療を提供しておられるということですが、インプラント以外の治療にも対応しておられるのですか。
恩地副院長 「最先端の治療」を標榜している当院にとって、それはむしろ得意とするところです。「歯周再生治療」や歯の「神経治療」も、マイクロスコープやCTを使ってミクロの単位で対応。アメリカでは常識であっても、日本でここまで行なっている歯科医院はまずないと思いますよ。歯科医師自身が安心してここ一番という時に治療に来たいと思うのではないでしょうか。
村野 それほどの治療となると、お金もかかるでしょう。
筒井院長 確かに保険診療と保険外診療では、金額の差は生まれます。ですが、治療内容にかかわらず、どんな方であってもご縁のあった患者様に最善の治療をすることで、喜んでいただけることが、何よりも喜びです。
村野 では最後に、今後の抱負をお聞かせください。
筒井院長 今後は最先端のインプラント治療を日本から海外に発信したり、また日本の歯科医療レベルの向上のため、歯科医師にその技術を広めるような働きをしていきたいですね。
恩地副院長 患者様やドクターが国境を越えて相談に来て下さるような、世界に大きく開かれた医院にしたいと思っています。そのために、これからも自己研鑽に励むつもりです。

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