株式会社 ゴア
代表取締役 田崎 靖彦

PRESIDENT PROFILE
▼東京都出身。長年解体工事業に携わり、勤務していた会社で現場指揮を経験後、営業部へ異動。事業部を左右するほどの営業成績を上げるなど才能の高さを示した。依頼された仕事を、昔からつきあいのあった仲間たちにも依頼していく中で、仲間から「一緒に仕事をしよう」との誘いを受け、営業専門部署として平成18年に「ゴア」を設立した。
▼厳格だが惜しみない愛情を注ぐ父親のもとで育った田崎社長は、若い頃から独立心が旺盛で、いつか自分の会社を興したいという思いを持っていた。設立から数カ月ながら、本社・営業所・資材置き場を抱え、現在もなお急成長し続けている。

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心から信頼する仲間たちと共にこれからも前を見て走り続ける
仲間たちに感謝、家族に感謝、そして今は亡き父に感謝─。多くの人のお陰で今の自分がある。「自分が幸せだと感じられる環境にいれば、周囲の人も幸せを感じてくれる」と急成長中の企業を牽引するプレッシャーに打ち勝ち前進し続けてきた。熱い思いを持った厳しくも優しき漢(おとこ)、田崎社長にインタビュー。

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土木事業・解体事業・塗装事業・建設事業・設備事業・不動産事業など幅広い営業内容を誇る「ゴア」。常に情熱を持って仕事に当たる同社のスタッフたちには田崎社長も全幅の信頼を寄せる。
本日は渡嘉敷勝男氏が、田崎社長にインタビュー。

渡嘉敷 急成長を遂げている躍進企業にお邪魔できるということで大変楽しみに参りました。早速ですが、社長が「ゴア」さんを設立されたきっかけからお伺いしたいと思います。

田崎 勤めていた会社で、ずっと親方として現場の指揮を執らせていただいていましたが、今から7年ほど前に現場ではなく営業へ移ったんです。そちらでも好成績を伸ばすことができました。私が依頼を受けた仕事をお願いする業者さんとして、旧知の仲間たちに仕事を依頼していたのですが、ある時仲間が「一緒に仕事をしないか」と誘ってくれたのです。そこで、新規顧客を開拓すべく営業専門部署として設立したのが当社「ゴア」なんですよ。

渡嘉敷 なるほど。設立当時はいかがでしたか。

田崎 慌ただしく、かつゼロからのスタートでしたから、明日はどうなるのだろうと不安を感じていたのです。そんな中、これまでに培った人脈、仲間や家族、周囲の人々が助け、支え、応援して下さいました。そのお陰で会社設立の手応えを感じることができるようになったのです。今では、この仕事の醍醐味を「限界がないこと」だと感じています。自ら会社を設立したことによって、制限がなくなりました。頂上は自分でいくらでも設定できるのです。これは勤務時代には味わえなかった感覚ですね。また、全てが自分の責任となって返ってきます。もちろんそのプレッシャーはありますが、それも適度な緊張感と受け止め、順調に進んでいけると思っています。

渡嘉敷 出会いに恵まれていらっしゃったのですね。

田崎 はい。私にはたくさんの仲間がいます。彼らがいてくれたからこそ今の私があるのだと心から感謝しています。これは、特攻隊員だった父の教えにも通じるところがあるんです。父は私に「お前は1人で生きているのではない。周囲の人々から生かされているのだ」ということを教えてくれました。人間は大勢の人の支えの上に立っていることをしみじみと感じ、改めて父を尊敬しています。残念ながら父は2年前に他界しましたが、父の言葉を胸に、日々の仕事に励んでいます。

渡嘉敷 きっと気さくで明るい田崎社長のお人柄も、良い仲間を惹きつけているのでしょうね。ところで、こちら「ゴア」さんのカラーと言いますと?

田崎 「熱い心」です。当社「ゴア」は「The Great Of All Hearts」のG、O、A、Hをとって「GOAH(ゴア)」という意味なんですよ。それにあらわれているように、当社の仕事に対する情熱は誰にも負けない熱いものなんです。仲間たちも意欲に溢れ、頼もしい限りです。

渡嘉敷 では奥様に伺いたいのですが、仕事人としての社長、家庭人としての社長はどのような人物ですか。

田崎(奥様) 仕事に関しては、一緒に働いている人みんなに厳しいようです。でも、それ以上に自分自身に厳しい人なんですよ。だからこそ、仕事が終わった後や家に帰ってきた時の主人は誰よりも優しいのです。また、どんな時にも言動に1本筋が通っています。男気のある人だと思います。

渡嘉敷 なるほど。私もお話を伺っていて社長の熱い魂に触れたような気がしています。それでは、一緒に働いていらっしゃるスタッフの皆さんに日頃からお話しされていることは何でしょう。

田崎 当社には若いスタッフが多く、中にはまだやんちゃをしたい年頃の子もいますが(笑)、仕事に打ち込む情熱は一級品なんです。ただ、仕事をするうえではそれだけでは足りません。たとえば必ず時間を守ること。誰に対しても挨拶をしっかりすること。こういった礼儀作法については常に話をしています。そういった小さな気遣いを評価して頂き、次の仕事が生まれることもあるんですよ。

渡嘉敷 これからを担う若いスタッフたちにメッセージをお願いします。

田崎 仕事が苦しい、きついのは当たり前。苦しいから、きついからこそお金をいただけるのです。誰もしようとしないことをするからよりたくさんのお金をいただける。そのことを頭において、仕事に臨んでほしいと思います。

渡嘉敷 最後に今後の抱負を。

田崎 私は、これ以上会社の規模を大きくしたいとは思っていません。意欲のある、意識の高いスタッフがおりますから、少数精鋭で頑張っていきたいのです。これまで、仕事への姿勢はもちろんのことですが、誰もしないような仕事を手掛けることでも取引先からの信頼を得てきました。私は仕事に関してははっきりしていましてね。「やる」か「やらない」かなんです。しかしほとんどの場合、当社は依頼された仕事をお断りしません。一見難しくてもなんとか工夫できないものかと考えてみるからです。さらに、私は経営者として多少の利益は追求する必要がありますが、商売はそればかりではないと思うのです。現場仕事は仕事の内容がいのち。それがあればお金は後からついてくるものだと考えています。その上で当社の仕事ぶりを評価するのは相手の方々。そこで気に入っていただければまた次の仕事につながりますし、その方が強い信頼関係が築けるのです。これからも熱い心を持った仲間たちとの絆を大切に、みんなで一緒に前進していきたいですね。



……トップに立つべくして立った人物

▼「少数精鋭」にこだわる田崎社長。それは「ゴア」のスタッフがどれだけ優秀かということの現れだ。また、田崎社長が同社のスタッフたちを心から信頼しているという現れでもある。営業の仕事は取引先との信頼関係を築くことが第一歩。現場の仕事は共に作業にあたる仲間たちを信じて動くチームワークが大切だ。「ゴア」設立前には、仲間たちとの信頼関係が、「ゴア」設立後にも仲間たちとの信頼関係が田崎社長を前へ前へと走らせている。
▼そんな社長を周囲の人は「男気がある」と評した。ゲストインタビュアーの渡嘉敷勝男氏は「努力と根性の人」と評した。人間的な魅力と不屈の精神、これらはトップに立つ者にとって欠かせない要素。既にそれらを兼ね備えた田崎社長の今後の活躍に期待がかかる。

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