株式会社 リモデル・サービス
代表取締役 遠藤 秀美

  

1986年に創業され、ユニットバスやキッチンなど水回りのリフォームを手掛けている『リモデル・サービス』。任せて安心の「自社施工」が同社の特徴だ。施工中は工具の整理整頓にも気を配っており、お客様からの評判は高い。「これからも水回りに特化して活動していきたい」と語る遠藤社長に、女優の三原じゅん子さんがお話を伺った。

三原 まずは、『リモデル・サービス』さんの業務内容から。

遠藤 当社は水回り専門の工事店です。ユニットバスやキッチンなど、水回りのリフォームをお安くきれいに手掛けています。

三原 独立されるまでの社長の歩みを。

遠藤 家業が日本そば屋なんです。そのため私も調理場に立ち、そばや和食をつくっていました。その後、自分でそば屋をつくろうと思ったのですが、資金が足りないため諦め、水回りの会社に勤務することに。私は33歳からこの世界に入ったんです。経験を積み、1986年に当社を創業して独立しました。

三原 33歳からまったく新しい世界に入られてみて、いかがでした?

遠藤 1週間働いて、自分には向いていないと思いました(笑)。工具の名前も分からない。それに「仕事は目で見て覚えろ」という職人の世界ですから、大変でした。ただ、1カ月、3カ月と我慢して働いているうち、徐々にやりがいを感じるようになったんです。今では私にとても合っている仕事だと感じています。

三原 『リモデル・サービス』さんの特徴を教えてください。

遠藤 TOTOリモデルクラブ全国コンテストという5000社以上が参加している大会があるのですが、当社はユニットバスリフォーム件数において埼玉県で3期連続1位を受賞しています。嬉しいことですね。最近、テレビや新聞などで問題にされているリフォーム会社が多いでしょう。問題を起こしている会社というのは、ほとんどが営業マンだけの会社なんです。仕事だけとって、実際の施工は外注に任せているんですよ。営業マンと職人が違う会社の人間だから、クレームが発生しやすいんです。当社は自社施工を行っています。すべての責任は自社にある。責任を持って施工しているからこそ、当社にはクレームがないのだと思います。

三原 この地域周辺に同業者は多いのですか。

遠藤 多いです。埼玉に水回りのリフォーム会社は少なくても500社はあるでしょうね。私がこの世界に入ったころは、6〜7社くらいしかありませんでしたから、随分増えたものです。

三原 ではお仕事の上で、社長が普段から大事にされていることは何でしょう?

遠藤 人とのつながりです。人の巡り合わせのおかげで、今の私はある。当社の今があるのも、決して私の力ではないと思います。周囲の方々のお陰です。当社はお陰様で、周囲の方の紹介によって仕事をいただくことが多いんです。

三原 現在、スタッフは何名ですか。

遠藤 営業3名、施工担当が12名です。チームワークも良いし、みんなよく頑張ってくれています。スタッフには本当に恵まれていますね。

三原 日ごろスタッフの皆さんにおっしゃっていることは?

遠藤 「挨拶をきちんとしなさい」「現場をきれいに、整理整頓しなさい」と言っています。お客様の家にお邪魔するわけですから、もしゴミが出たならすぐに掃除する。マンションなら廊下やエレベーターも汚さないように気を付けることが大切です。また、施工途中であっても、工具はきちんと整理整頓する。どんな施工の名人であっても工具の整理整頓ができていなければ、お客様から腕の良い職人とは思っていただけません。

三原 最後に、今後の展望をお聞かせください。

遠藤 事業の幅を広げるのではなく、これからも水回りに特化して活動していきたいと考えています。

三原 本日はありがとうございました。

対談を終えて

「『リモデル・サービス』さんには、長く勤めているスタッフが多いとか。スタッフが働きやすいよう、社長がしっかり組織づくりをしている証拠です。皆さんで力を合わせ、今後も頑張ってください(三原 じゅん子さん・談)」

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